やればできる事業計画の作り方!工事会社のはじめの一歩

建設業・工務店などの決算月が6月が多いようですが、公共工事の締め切りである3月までの工期、その後の精算関係など4月までが忙しいのと、経営事項審査と税務申告の兼ね合いがあるようです。

決算月は、ご存じ棚卸や未払い精算など多忙でない比較的閑散期に決めるのが常です。

なかには、もちろん例外もあります。

 

その6月も過ぎ、次年度が始まりましたが出足のスタートはいかがでしょうか。

 

建設・専門工事・製造・ガテン系の経営サポートに特化した元請け体質®変革プロデューサーの山口はるいちろうです。

 

中小建設・工事業が意外と多くがつくられない「経営計画」について

 

 

現在のような厳しい経営環境の時代こそ、きちんと計画・目標を立て、その目標を達成するにはとう したらいいのかを考えて経営することか重要です。

では、計画がなぜ必要か?

 

といわれたら、皆さんは答えられるでしょうか?

 

今回は、ちょっとどこにでもあるあるQ&A形式にして、その重要性をわかりやすく解説してみます。

 

Q:(当社)ずばり今後、 次期の決算に向けて計画を考えていますか?

 

A:(社長)受注は、安定的しないし、元請けからは、厳しい単価を下げられる状況など、まず先が見通しが立たないのが率直なところです。

 

Q:(当社)でも、 先々どうなるのか分からないままの、成り行きの経営をしていては、 業績の向上はますます望めませんね。

 

A:(社長)コロナでいまいち活気がなくて、同業も今回は赤字だといっているし、今は仕方がないですよ。

 

Q:(当社)確かに、今はそうかもしれませんが、この先、赤字で利益が出なくなってくると、どうなるかは・・・・

当然のことながら、借入金の返済や設備投資もできず、給与も満足に出せなくなります。

また、コロナの後でも、 一般的に赤字会社だと、融資が受けにくくなってきますので、さらに厳しい状況に追い込まれます。

このような状況から脱出するためにも、 きちんと経営計画等を立てなければなりませんね。

 

A:(社長)わかりました。では、次年度の経営計画を立てるにはどこから立てればよいのでしょうか。

 

Q:(当社)まず売上げや利益などの数字から計画を立ててみませんか。

過去のデータをもとに比較していけばそんなに難しくないはずです?

 

基本的な検討事項

次期の目標経常利益をいくらにするか

「今期は赤字だったから次期は赤字をなくしたい」 とか、「次期にはこれだけ借入金の返済をしたい」 ということなどから、目標経常利益を検討する。

 

次期の売上高の伸びをどう見るか

次期の売上げをいくらにしたいのか、今期と同じでよいのか。

今期より下がるとすれば何%下がるのか。

あるいは今期より上がるとすれば何%上がるのかといったことを検討します。

 

次期の粗利益(率)はどれだけ確保するか

粗利益は今期と同じでよいのか、 あるいは材料仕入先、外注等と交渉して仕入価格を下げることが可能かといったことを検討する。

今期と同じで仕入れて、同価格で獲るのであれば粗利益率は変わらない。

但し、過去の工事ファイルを吟味して、見積り価格や、値付けを見直しする必要もありです!!

 

 

次期の従業員給与 ・賞与をどう見るか

景気が低迷しているから従業員の給与等を下げるのか、あるいは従業員給与を上げるのか、それとも今期と同じとするかどうかを検討する。

 

次期の従業員役員含む) 数を何人とするか

人を減らすのか ・増やすのか、 現状のままでいくのかなどを検討する。

 

以上を検討し、できれば 「現状維持の場合」 「現状より若干良くなる場合」 「現状より低迷する場合」 の3通りをシミュレーションします。

 

※当社ではこれらを簡単にシミュレーションができます。

今すぐ聞いてみたい!

050-3177-8707

 

社長の報酬を見直すことも……

Q:(社長)シミュレーションの結果、利益が出そうにないということになった場合は?

 

A:(当社)他の経費を削減することも重要ですが、まずは経営者自身の報酬を見直すことが必要です。

というのも経営者の生活は、自社の経営にすべてかかっているからです。

したがって 「会社は赤字でも良い」 という考え方をやめて、何とか収支トントン、 あるいは黒字にするにはどこをどうしたらよいかを考えるべきです。

その際、社長が生活していくのに最低限必要な報酬を決め、 その額を得るにはいくらの利益や売上げが必要なのか (伸ばさなければならないのか)という観点から逆算してください。

そして、その報酬額を得るにはいくらの目標経常利益が必要か、それを確保するには売上げを何%伸ばさなければならないか、またそれが実現可能かどうかを算出します。

さらに受注げを伸ばすための具体策も考えます。

 

例えば:

・ 元請を増やす(月に1件はお客様の新規開拓する)

ここは、ぜひマーケティングを取り入れましょう!

・商圏を拡大する

・現在扱っている施工にサービスを付加する

また、社長の報酬がこれ以上下げられないのなら、 次に固定費をどの程度削減するかという問題になり、 固定費の項目について一つひとつ個々にムダはないか、 エ夫改善の余地はないか見直します。

Q:(社長)まず、 会社の業績をどう向上させていくかを真剣に考えることが重要ですね。

 

A:(当社)はい。

例えばゴルフでは、池やバンカー等の障害があるが、 18ホールを72で回るという目標があるから誰もが練習するのと同じす。

経営も目標を決め計画を立てれば、障害があっても何とか目標を達成しようと努力するのです。

なお、経営計画等は立てただけでは意味がありません。

毎月1 回は予算と実績をチェ ックし、 目標を達成していなければ、 その目標に近づけるために対策を講じる打ち手を考えていかなければなりません。

 

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