脱・下請けは、脱・ドンブリ経理です!

いまは、御存じ経理がクラウドでできちゃう時代ですね。

また、次世代では、レシートなどAIが全部ここやってくれる時代もすぐくることでしょう。

 

工事会社のなかでも、経理担当専従というところもありますが、もし

できれば、この辺は専門家に外注して、その分もっと本業サービスに力をいれたい。

 

でも、なかなか、上手くはじめらない!

経理はうちの奥さんがやっていて、あまり強く言えないんだよ~など

 

そんな不安を抱きながらも、ここの数字にも強く意識もって管理すれば、事業が成長していける。

次の打ち手がすぐ出せるのにな~と思ったことはありませんか?

 

建設・専門工事・製造・ガテン系会社の経営サポートに特化した元請け体質®変革プロデューサーの山口はるいちろうです。

 

中小工事会社の「経理の重要性と合理化の勧め」について

 

 

実は、ご存知の方もいると思いますが、帳簿づけは古くから行われていました。

 

その昔、北イタリアのヴェネチアでは、1494年当時、商人たちはすでに複式簿記による帳簿づけを行っていたそうです。

 

日本では、江戸時代の1710年当時、越後屋呉服店(現在の三越百貨店)が、各支店に帳簿を提出させ、本店でよく吟味する体制をとっていました。

 

日本の場合、近代的な納税制度が導入されたのは明治時代以後で、現在のような所得税制度は明治20年からであって、当然、江戸時代には税法や商法などはありません。

 

つまり法律等で義務づけられていたわけでもないのに、商売熟心な商人たちは債権 ・債務を正確に帳簿につけていたのです。

 

なぜ、 このように古くから帳簿づけが行われていたのでしょうか?

 

帳面は、商売繁盛、つまり下請け脱却の秘訣なんです!

 

一人親方時代から事業が継続し、下請工事会社として信用が高まるにつれて、施工(製品)の引渡しや、その労務の提供などにおいて現金取引が少なくなり、信用取引(掛けなど)が多くなってきたと同じことです。

 

そこで、それぞれの取引を忘れないように記録しておかなければならないことから、取引の備忘用として帳簿づけが必要になったと考えられます。

 

さらに、帳簿づけによって、売掛金などの債権や買掛金などの債務を正確かつ迅速につかむことができ、適切な資金繰りや資金計画、つまり事業計画が可能になります。

 

ここまでは、復習ですよね?

 

つまり節税のためとか、法律で決められているからというのではなく、商売繁盛の秘訣が帳簿づけによる経営状態の正確な把握にあることを、昔の商人たちは経験上知っており、商売上、必要だったのです。

 

この帳簿のメリットは今日でも変わりません。

もちろん商人だけの世界ではなくすべてのビジネスにおいてです。

 

帳簿の目的:

帳簿をつけることによって、次のことが可能になります。

 

(1) 経営の意思決定に役立つ資料を作成する:(試算表がすぐ上がってくること)

自社の経営状態を正確に把握し、適切な意思決定に必要な資料を作成します。

したがって帳簿づけは、義務ではなく権利ともいえます。

 

(2) 自社の収益力が把握できる:

一定期間の営業活動でどれだけ儲かったか(損をしたか)がつかめる。

 

(3) 自社の財務状態がつかめる:

ある時期(決算日)に、現金・預金などの資産はいくらか、借入金などの負債はどれだけあるかを把握できる。

 

(4) 会社を法的に守る:

正規の薄記の諸原則に基づいて日々記帳された会計帳簿には証拠能力があります(刑事訴訟法第323条)。 そして、それがいざというときに会社を守ります。

 

(5) 適正納税に備える:

正しい記帳と申告は、適正な納税(1円も多く納めず、1円も少なく納めない)の前提となります。

 

(6) 対外的な信用を得る資料を作成する:

金融機関に提示する試算表が正確に作成でき、対外的な信用につながります。

 

(7) 取引等の記録を残す:

日々の帳簿づけの後、きちんと整理して保存しておけば、必要なときなどにもすぐ取り出せます。

 

領収書などの証ひょう書類も同様です。

 

企業を守るのは日々の誠実な帳簿づけです。

 

前述のとおり、企業が日々誠実に記帳した会計帳簿には、最終的な証拠能力があります。

 

とある会社の例:

みなさんは「資料せん」を税務署に提出したことがあるでしょうか?

 

これは、税務署の机上調査で、売りと買いの突合チェックです。

 

このような証拠資料を提供するには、日々帳簿をつけるのは手間がかかり面倒だと思いながらも、経理担当者は毎日記帳し、領収書等にはそれぞれしっかりと摘要を記載し整理してスクラップブックに貼り、通し番号をつける。

 

ここまできちんとやっていれば、正しい記帳に基づく月次決算によって、正確な経営データが入手でき、的確な経営判断が可能となります。

 

さらにこれに基づいて信頼性の高い決算書を作ることは、金融機関や取引先等の信頼を高めることにつながります。

 

記帳は、業績を向上させ杜会的言用を高め、会社を守るために最も重要で不可欠なものなのです。

 

ぜひここの経理は面倒だ!ではなく、ここ会社が長く継続するためのマストです。

 

いままで、ちょっとドンブリだったと反省したら、すぐ改善に動きましょう。

 

売上が下がってきた実感で、その結果を見たくない気持ちはわかります。

勇気をもって受け止めて、そして立ち向かいましょう!

 

弊社はこの「経理合理化プロジェクト」をオプショナルコンサルをやっています。

 

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