下請けから脱却するための経営者の知恵袋“決算書をよむ力”

こんにちは!建設・専門工事・製造・ガテン系事業の経営サポートに特化した下請け脱却「請負人」の山口です。
今回のテーマである「決算書を読む」は、中小下請け会社の経営にとっては物凄く重要だということです。
決して、専門家依存とせず、この「勘定」(会計力)を日頃ステップアップしていってほしい!
のが、私の考えですので少しお話ししたいと思います。
うちは、職人系事業だから、そっちは税理士にまかせているから、いまさら「お勉強なんてさー!」という社長もいるでしょう。
会社には、「決算書」が毎期の業績結果として現れることは、無論ご存知でしょう。企業は倒産や解散を前提としないため、永久的に活動を続けていきます。
このため、企業活動の成果を把握するためには、期間を一定に区切る必要があり、今日の会計制度では、この期間を1年としてBSやPLといった「決算書」を作成して、企業の財政・成績を把握することになるのです。
では、その業績結果をどのように吟味、分析して次の利益計画への「打ち手」「改善施策」を考えられかということを、恒常的、習慣的に社長が“真剣”に“本気”で
取り組んでいるかというと、ほとんどの中小下請け企業がそれをしているとは言い切れないのが現状です。
経理の仕事は、業務に発生した過去の一連の取引を一定のルールに基づいて数値に置き換える作業です。
つまり経理業務は定型的なものであり、10人の人がいれば、10人とも同じ答えがでるように、様々な規定が設けられており
個人的裁量をできるだけ排除する仕組みになっています。
ところが、この「決算書」の見方、分析次第では、利益計画などの次の「打ち手」を考える際に、もし、側に10人の経営感覚を身につけた人がいたとしたら、
10人とも同じ方向性の考えを提示してくるでしょうか。
答えはNO~!ですね。
財務諸表には、いろんな項目、形式の数字が出ていて、その読解力によっては、初心者には難題となるでしょうし、上級者にとっても実は難題でもあるのです。
なぜならば、この数値の資料からは、様々な角度から焦点をあてることによって会社の現在の経営課題、問題点を全て、把握しなくてはならないからです。
この時点で10人(人も十人十色)が全て同等の見解を導いてくることは、先ず無理でしょう。
つまり、例えば、下請け受注をほぼ安定させながら、元請け受注のシフトチェンジしていくための次の打つ手は絶対に「こうです」と言い切れない場合があるんです。
ちょっと小難しいかもしれません。
でも、今の建設・工事会社経営の課題を改善・解決するための方策を提示していくには、それなりの実務経験(成功体験)と、成果の出るノウハウ、優先順位の決定力、
場合によっては、直感的な決断力も加わってきます。
こんな時こそ今一度、理解していただきたいのが「決算書のよむ力」なんです。
現在では、この会計数値から、経営の課題を分析する手法(わかりやすい参考図書)も多々ありますので、参照してみて下さい。
このような「会計戦略」を基礎から習得していただくために、自社の決算数字に基づいた事例でもって丁寧に解説していくのが一番の近道としています。
したがって、当社では、この決算書を読む力を養いながら、「下請け脱却戦略」わかりやすく、図解で理解してもらうために毎月「講座」を開催しています。
是非、一緒に楽しく習得しませんか?
「税理士先生に、いつもバカにされるから、質問とかできないんだよな~」という経営者、幹部の方お待ちしております。
「決算書」が読めれば、その分析次第では、下請け脱却100%成功へと向かう方向が変わってしまう程、重要な「羅針盤」のような役目であるというお話でした。
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