本当に儲かっている「利益感覚」あります?

利益が出ているのに、お金がないのはなぜ?

というお話をきいたことがあるかと思います。確定申告や3月決算を迎える季節となりました。

 

1年の成果がどうだったかを振り返りながら売上アップや粗利の改善ができたかどうか。。。と

はてはて、見直しは正しくできていますでしょうか?

 

 

建設・専門工事・製造・ガテン系会社の経営サポートに特化した元請け体質®変革プロデューサーの山口です。

今回は利益と資金は一致しない!というお話しです

 

既に承知している方も多くいると思いますがここは、建設・工事業の方に言語を共有しながら復習ということで・・・

 

 

というのも、ここを先ず抑えていれば、経営は面白くなり、下請けでも儲かるやり方を

マスターすれば次の元請けである新規顧客を獲得して、ゴールにまっしぐらにいけるはず。

 

 

決算が来ると、今期の売上は昨年と比べてどうだったか、利益といっても4つ利益がありますが

粗利、営業利益は赤字だったとか

 

特に昨年から新型コロナの影響で補助金でなんとか救われたとか、逆にその補助金で

ドンブリになって益々ひどくなった~など人それぞれかもしれません。

 

 

しかしながら、社長つまり会社の経営者は、この儲け方こそが本来意味のある正業となるわけで

ちょっと昔?のように税金対策でいつも均等割のみを納めている方は、早くそこから

脱却してほしいと思っています。

 

なぜか、それはズバリ「経営体質」のとらえ方です。

 

いつも税逃れをやっている経営は赤字体質「*下請け体質ともいう」といえるからです。

 

どれだけ黒字を出して、体質を改善して成長していくことへの道のりをもう一度覚えてほしいと思います。

 

さて、黒字化に対する能書きはこの辺にして、利益とお金について次のような疑問を抱いたことはないでしょうか?

 

・いつもの受注内容がよくなってきて、請求書をバンバン作ったから今期の売上も預金も順調に潤沢に違いない!

・経費も厳しくさせてなるべく節約してきたのに、預金残高があまり増えてこない!(資金繰りが楽にならない)など

・一方、資金繰りが苦しいから、おそらく今期は赤字だろうな~と思っていたら黒字だったので、税金を納めることになった。

・借入金を返済すれば、税金が少なくなると思って(錯覚して)いた。

 

これらは、会計上の損益計算と収支上の資金計算の違いからくるものです。

一般的には、次のような理由から、利益と資金が一致しないのです。

 

・掛、つまり後払いでもらう売上代金では、売上が発生してもすぐにその売掛金が回収されないと資金は増えませんね。

・また、固定資産、自動車や工具器具を購入した場合や借入金の返済などは、資金は減っていきますが、利益には影響しません。

・仕入れた商品(材料)が期末に在庫として残っていれば、売上原価(費用)にならない=利益は出たまま、その金の支払いがあるため資金は減っている。

この辺が代表選手でしょうか。

 

だから、資金繰りが苦しいからといって、赤字であるとは限らず、黒字となって税金を納めることもあります。

 

この場合、税金もそんなにでるの~!と その昔、会計事務所時代では、毎月の経理をおろそかにする問題をめぐって

大喧嘩したことが結構ありました。

 

社長さんは都合の悪いことはすぐ人のせいにする
自分に甘く人に厳しい・・・・これも赤字体質の経営者に多い傾向といえます。

 

とくに、経理を奥さんがやっているところは、注意です。

 

なぜかというと、経理を会社経営の目線ではなく、家庭生活の目線で処理をすると感情面も移入

してきます。

ここを、社長(夫)がきちんと経理(妻)に公私混同を避ける教育しないと厄介です・・・・(;^_^A

 

 

こんなことがないようにと、そして、なにより「儲かっている」「儲かっていない」ぐらいは

きちんとこのような「利益」と「資金」の基本的不一致の理由ぐらいは、知っていてほしいとおもいます。

 

毎月、「儲かり度」、利益感度を身につければ、手が打てるということ、そして目標を決めたら

全社ワンチームで動けるということにつながるはずですね。

 

特に建設・工事業の収益構造上、原価賃金にある「人工」がある程度相場観があり

これと材料など原価については大体決まっているため、どうしてもドンブリ調になっている会社さんが少なくありません。

 

でも、ここ実は、事業の品質や自社独自の付加価値とすべきサービスの提供など、差別化を作り上げるいい機会

(一度自社分析する必要があり)であることを

もう一度、今の事業をどうしたいか!について戦略を練ってみてはいかがでしょうか。

 

 

先日、個別相談会に見えた、防水工事会社の社長さんも、やはり、下請けマンネリで、一向に儲からない

という問題を抱えていました。

話をきいているうちに、どうやら、その社長さんは、施工以外のことを

サービス精神旺盛でなんでもやっちゃうとのことでした。

 

過剰な後片付けからお掃除、その他私用的なことまで・・・

 

実は、ここに、経営のヒントがあることを知らないんですね。

 

みなさんは、もうお気づきですか?

 

この続きは、次回コラムの、「工事会社の小口戦略」について

 

以上、今回の【元請け体質への道Vol.10】は、たかが決算書、されど決算書ということで、利益とキャッシュについて

黒字も資金もウナギ上り戦略をいまからでもやりませんかというお話しをさせていただきました。

 

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