2代目社長の現場脱却の極意とは!職人ビジネス実践後継塾
親、先代が引退して自分が2代目になったはいいけど、いつも現場で働き続けないと
会社が上手く回らないことが、最近つくづくわかってきた。
ズバリ従業員に現場仕事を任せられない。
経営についてもまだわからないことが多い気がする。
本来は自分が、社長になっても現場に行けば行くほど
部下たちはおれ(社長)の背中をみて
「お~2代目社長いつも張り切っているなあ」
「俺たちもがんばらないとなあ」
みたいに、一緒になってついて来てくれるはず・・・・だったと。
現実は全く違う。
このように多くの若手経営者が考えています。
しかし実際はというと…
この現場で仕事をいつまでやる限り、会社は成長していきません!
もし、あなたがこの事実をウソだと感じられたなら
今すぐこのページを読むのをやめてください。
理由は、あなたにとって役立たないからですし、あなたの時間を無駄にしてしまうからです。
反対にこの事実を理解されているのなら、このまま読み進んで頂きたいと思います。
ここからは、建設・建築・専門工事・製造・ガテン系会社の経営サポートに特化した下請け脱却プロデューサーこと
山口はるいちろうが、この事実を理解している方のみにだけに、多くの2代目が抱えている経営コンサルの事例を基に手っ取り早く解決する方法についてお話していきます。
なぜ、2代目が会社経営で苦労するのか?
どうしても、建設・建築業は、職人技術を提供する会社なので、その仕事がメインになってしまいます。
だからと言って
技術は、ばっちり!
経営は、いまいち!
というわけにはいきません。
早い話、技術はプロ、経営はアマということです。
では、どうするか?
やはり忙しくても、時間をつくって、目の前の困難な経営に真っ向から立ち向かうことです。
そのわかりやすい事例や考え方(冷静に考えればわかる)を知れば
明日から変わっていくであろうと期待したいと思います。
「きこりとのこぎり」の話を知っていますか?
ある賢者が山道を歩いていると一人のキコリが汗いっぱい流しながらノコギリで木を切っていました。
キコリはがっしりとした体格で見るからに力もありそうでした。
「精がでますね」と賢者は声をかけました。
キコリはチラッと見ただけで何も答えず一心不乱に木を切っていました。
その賢者は、しばらくキコリの様子を見ていて、あることに気が付きました。
力を入れている割には、なかなか作業が進まないのです。
「もしもし、そのノコギリ切りにくそうですね。少し“目立て”(歯を鋭く研ぐこと)してはどうですか」
そこで、頭にきたキコリは、大声でこう叫んだのでした。
「何が“目立て”だ。俺は今、見ての通り、すごく忙しいんだ。
日が暮れるまでに木を切らなくちゃいけないんだ。そんな暇なんかあるもんか!」
このキコリは、寸暇を惜しんで、ただひたすら切り続けることが、いいやり方だと考えているのでしょう。
しかし、10分でも時間をつくって“目立て”をしたら、その後の作業がどれほど楽に効率よく進むことか・・・・・。
というお話です。
もう、何が言いいたいかお分かりかと思います。
この話と同じことが、「2代目が会社経営で苦労する」理由の一つです。
この話の“目立て”を「経営を学び、会社の向かうべき目標、現状と課題とは何か?を先ず知ること」
としたら、あなたは、やはり、利益が少ない下請け工事をひたすら続けて行きますか?
ということです。
そして、先代から引き継いだ“不効率なやり方”にも勇気をもって変えることをやらないとダメです。
ここでよくある例としては、私の父、祖母もそうでした。
戦後の日本人の考え方には、お金をかけず、モノを大事に使いなさい!
だから重機やパソコンでも故障したら修理して使いなさい。
わかります。いやいや、この時代、その故障具合いからして、新しいものうを買うか否かぐらいはわかるでしょう。
修理を重ねている会社は、すぐまた壊れ、逆に工期が伸びてクレームになって、損害の方が大きくなっています。
(実話です:重機は某解体工事業、パソコンは某部品卸売業、つい前までオアシスのフロッピーで仕事していましたがさすがに今は廃棄したかいや捨てないで飾ってあるかもしれません(笑))
時間に対する価値観とその考え方
建築業などは、工期、納期(引き渡し)という時間の対価、つまり契約金額が決められていますね。
では、その金額ですが、時間に割り算したらいくらになるか?
という計算をしたことがありますでしょうか?
というのも、ここは時間に対する考え方、価値観によって、経営力は大きく影響が出るというお話しです。
そこで、時の経つのも一生は早いもので、実は私は今年還暦です。
あっというまの60年でした。
そして、残りの残存年数に、いろいろ企てしなくてはと焦っています。
よく「一日は24時間」「時間は与えられた平等なもの」などとよく言います。
これは、絶対的な論理です。
しかし、事業の成功、失敗の分かれ目は、経営者が抱く「時間」に対する価値観や考え方によって施された
絶対的な経営時間(計画)を、相対的な戦略に基づいてできた事業活動によって制されるといってもいいでしょう。
つまり時間について、価値観を持っているか持っていないかという事です。
この「絶対」と「相対」との違いはおわかりかと思います。
ここで、価値観について補足すると:
これは分かりやすく言うと、好き・嫌い・こだわる・こだわらない・大切にしている・していない
です。
そして、絶対的とは、そのものリアルで相対的は、比較対象的のもの、と言った方がわかるでしょうか?
例えば:私は実年齢60歳、見た目:50歳代前半。。。みたいなことです。
建築の例でいうと:
お宅の家築40年ですね。(絶対)
お手入れが行き届いているので、中古住宅ではそこそこ言い値でうれるのでは? (相対)
これらは、営業のシーンなどに使われますね。
または:
今日は充実したな~、朝の1時間で1週間分の収穫を得た会議だった!
比較の上で成り立つ様子や評価など感情的な会議の長さを「相対的」に表してものです。
このように社長が言うと、今後どんどん会議効率があがり、社員もやる気度アップしていくでしょう。
なにがいいたいかというと:
ですね。
物事、特に「経営」の時間に対する価値観によって、上手くいく会社、そうでない会社に分かれるという事です。
ですから「価値観」は、経営者にとって、会社をリードしていくとても重要なものになります。
ほかにも、この考え方がります:
「うちの建築の施工とはこうあるべきだ!」
「そういう事をやる社員はうちの会社にはいない!」
とか。
この「こう」あるべきの 「こう」
「そう」いう事をやる社員の 「そう」
について、自らの相対的価値観を明確に言葉化してみてはどうでしょうか!
どれだけ、1日に社長として経営に専念して先のことを考えたか。
=社長業の時間
どれだけ、1日に社長として現場に出かけて作業をしたか。
=現場作業員の時間
これらを比較したときに
上の社長は成功している
下の社長は苦労の連続から脱却できないでいる
今やるか?後に回すか?のジャッジをするのは、社長であり
与えられた1日24時間でやるべき社長の仕事を自ら、相対的に評価して
その経営スタイルを「ことば」にしてみてはいかがでしょうか。
これがいいたい。いままでみてきた社長のトレンドです。
これやると変わります!
そして、後々にこの「価値観」の重要性を知るときがきます。
簡単にその概略を説明します。
それは「強い組織をつくるための経営資源の7つ」あるうちの中心的存在が
この価値観は司っています。
価値観 → 戦略 →組織 →システム →スキル →スタッフ →スタイル
これらすべて頭文字がSが付くという事で、7S戦略と言われています。
(覚えなくていいです)
価値観は「ことば」(言葉化)で表現しない限り
いつまでたってもうちの社長は価値観のよくわからない
頼りのない「2代目社長」になってしまいます。
分からないことはヒトに聞いた方が早いとその相手
これも、時間を有効活用する考え方ですね。
経営環境がもの凄いスピードで、世の中も構造的に変化する中で
「経営の参謀」の役割が、益々重要になってきました。
経営戦略や事業計画の策定を中心とした、会社全体が成長するためには
まずどうすればいいか、何から始めればいいか。
業績の管理を徹底し、事業評価を向上させ、先見的な戦略経営について
じっくり考えて、取り組んでいくことが不可欠な世の中となっています。
しかしこのようなブレーン人材を育てることは残念ながら大手しかやっていませんね。
中小企業の社長は、一人でプレッッシャーを抱えながら苦悩の日々を過ごすよりも
時に、プライドを捨て、指南役:
コンサル・コーチを雇って
冷静に舵取りを決断する社長の仕事をどれだけ行えるか!
そのための会社が回る仕組み、きちんと資金を留保して
事業を拡大させる経営計画をつくることが求められます。
そこで、できたのが当社の
職人ビジネス実践後継塾 です。
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