どんぶり勘定の習慣を治す!建築業4つのポイントとは?
下請け脱却プロデューサーの山口晴一郎はるいちろうと申します。
今回は、建築業のちょっと残念な特徴の一つである
「会社経理のドンブリ勘定」
の習慣から脱却する方法について
この習慣をなおすためには、次の4つの経営のかじ取りをする上で大切な考え方を知ることです。
1つ目は:「試算表のアップ」
毎月の試算表が早く上がってますか・・・
2つ目は:「大局の試算」
その試算表で、社長の頭の中のドンブリ残高と照合できてますか・・・
3つ目は:「収益構造の理解」
利益の構造、すなわち「売上」「原価」「粗利」「経費」・・の基本的な構造を正しく理解していますか・・・
4つ目は:「税理士の活用」
税理士から毎月ちゃんと助言をきいていますか・・・・・
この4つをおさえていけば、あなたの会社にしみついたドンブリ経営から脱却できます。
ではなぜか?についてを一つず見ていきましょう:
1つ目:試算表は今は、会計ソフトに月の入力が終われば上がってくるはずです。。
これを毎翌月中旬まっでに上がってくればいいのですが?どうでしょうかか?・・・・
もしこれが2か月以降とか遅い場合、その原因を調べて早急にこの体制を直すことが必要です。
2つ目:建築業の工事の受注は、飲食業となどと違って、何日間で終わる工期の契約なので
ある程度は、あたまの中で人工や外注などのコストの合計と受注額、売上の差額で利益、儲かる分が
わかると思います。これこそドンブリです。
でもここまで、どんぶり(アバウト)でもいいでしょう。
しかし、経理・会計の専門家が出す試算表とは少し変わってくる場合があるので
これを正しく理解することも必要になってきます。
例えば:あれ?思っていたのと大分利益が違うな?
と発見したらその原因を納得するようにしましょう。
3つ目:利益構造を頭に叩き込んで、システムを正しく理解しましょう。
特に、変動制のコストと固定性のコストの性質を理解してください。
これを理解すると、だいぶ経営、マネジメントが「楽」(あたまの中で概ね予想がつくと安心できる、またはすぐ対策を講じたり)
になります。
4つ目:税理士からきちんとアドバイスをもらってください。
というのも、税務や会計などは法律です。
時に消費税などの落とし穴がありますので、注意が必要です。
毎年決算だけ顔をだして顧問料をはらっているのはどうかとおもいます。
以上、これらのポイントを押さえて、できていないところがあれば、早く治して、先手先手の経営に切り替えて
いきましょう。
ということで、「ドンブリ」というワードは、決して悪い意味だけの言葉ではないのですが・・。
つまり会社の経理・財務体質が、ドンブリ勘定のままだと、事業の計画や、事業の戦略がつくれないということです。
つくれないとどうなるか?・・・・
今回のような新型コロナで環境が悪化した場合、いざという時に、内部留保がなくて、生き残れません。
つまり儲けて、残った資金をどう活用するか?
足りなくなったら銀行から借りないととか、もっと受注をとらないと・・・・。
お金がないと倒産という事態までいってしまいます。
ということです。
事業を拡大するには、人を入れるお金や、機械を買うおカネなどの事業計画を練ることからはじめます。
毎日忙しいとは思いますが、どうかここをチェックして一つずつでもいいので改善していってほしとおもいます。
但し、これらの内容を覚えるのは、少し課題の解決策の基本知識をいれていただく必要があります。
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