工務店営業はマーケティング!経営力も同時に身に着いた事例
具体的なクライアントの悩み:
会社を後継後、間もない最中、今後の事業展開をどのようにしたらいいのかというご相談でした。M社長とは以前、交流会で名刺交換したことがあり、いろいろとざっくばらんにお話しを聞かせていただいたところ、この先なんといっても、得意のリノベーションに力をいれていきたいとのことでした。
現状はというと、第二創業的な立場でいろいろ事業スタートでのご苦労が多く、正直まだ経営が不安定(売上が安定しない)状態が続いていました。
弊社がプログラムを通じて見つけた問題点と課題:
会社の問題点は資金の確保です。その課題は受注案件の獲得を確実にしていくための計画的な営業戦略の策定です。
社長は過去の棟梁の経験と大手ハウスメーカー直の仕事を多くもらっていたことから、その人脈や技術と提案力には自信があり、お話しを聞いているだけでも、「それはすごい」と感動しました。しかし経営ともなると、ある程度の短期~中期の計画をもって挑まないと、会社を継続させていくための資金が続かない!ということ。それは、始まってまもない後継社長としては、今後会社を大きく成長させていくには、まず、小さい案件からコツコツと基礎固めを構築しながらお金を貯めていくいわゆる「起業」をスタートするやり方をやるということです。
プログラムを通じて提案した優先事項
弊社がこのプログラムに力を入れているマーケティングの手法の一つである「SWOT」分析です。
SWOTの目的は、ターゲット層とその層が欲しているコンセプトを明確にすることで、その小さくても確実に成功事例を回すという経験値を増やすということです。
詳細は企業秘密で省略しますが、いまこの時代に合った「O」に、会社が得意としている「S」との相性がとてもはまっていたことです。この施工を会社のサービスメニューに取り入れて、事例を作り、事例で学び、小さくても後の成功をめがけて動き始めています。実のところ、中小建築業は、技術はある=S 時代はリフォーム=O 営業は苦手=W ライバルは増えてくる=T が業界特有のSWOT分析です。
結果、実際に変化があったところ
現在、そのマーケティング活動は実施していて、セッションを続けていくうちにもっと強みはないのか?・・・・といろいろ探りあてた結果、なんとSにはもう一つ「提案力」があることが判明!
提案力はどれだけの案件を多く経験したことの証です。~意外と自分のことははわからな事がある事例の一つです~
会社にとってはこのマーケティング活動は、いろんな業務管理を可視化できるようになり、そういった意味では、いままで経験のない「経営」をする上で、この営業手法が身に着いたことは、とても新鮮で画期的なノウハウを新たに習得できています。今後はまた結果をフォローしながら更なる継続した「提案力」を向上を目指します。
リノベーション専門工務店 M社長 (東京都)