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建設業の働き方改革を知る!経営の本質的な考え方とは?

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会社を経営する立場になると悩みは尽きないもの

「朝早くから晩まで一生懸命働いているのに儲からない」

「賃金の事は一丁前に文句言うが思った様に働いてくれない」

「資金繰りが上手くいかない」

「見積り、引き合いで負けた・勝ったの繰り返しで全然儲からない」

 

このような、どの中小の社長が抱える問題・苦悩を解決できる方法がもしあるのであれば

もっと、業績がぐんぐん伸びてくるかもしれない!

そんなイメージを浮かべながらも、そんな上手く行く方法なんて

あるわけないじゃん?

と正直思っているのではないでしょうか。

 

実はその方法はあります!

建設業にも「マーケティング」を取り入れた導入した経営戦略です!

 

中小建設・工事業の「経営戦略」について

弊社が会計事務所時代で経営助言の仕事を約15年

コンサルティング事務所として約8年と中小企業の経営体質を強化することに専従して

かれこれ23年経ちますが

 

中小の黒字体質のための最も重要なことは、社長が今の事業(本業)を営む上で

2つの「経営区分」を知っているか否かで、今の経営体質を改善できるというお話しです。

 

難しい話ではないのですが・・・・・

ただ残念ながら、実行に移せないでいるといった問題だけのお話なんです。

 

お恥ずかしいことに、実は私も、正直のところ上手くコントロールできていませんでした。

 

経営者の多くは起業当初、夢が叶う成功する自分の映像。

成功する過程においてはワクワクドキドキしていたかと思います。

 

しかし、真の経営者ともなるとその「社長業」は、どうやらやることが多くあります。

その「量」のところではなく、「質」の管理「マネジメント」こそが重要といっても過言ではありません。

ここで導かれた私の答えは、先ず:

 

社長の考える大きく分けた2つ経営区分

 

「経営区分」として分けてみると

1つ目は手に職を得たものの仕事として当然にお客様に提供するための稼ぐためのマストなお仕事です。

当たり前といえばそうですが・・・もちろん、これがないと食べていけませんね

 

これは、「労働」を主体とするもの。

 

おそらく、建設・工事会社の多くはこのお仕事に時間を振り回されます。

朝早くからよる遅くまで大変です。

寝る時間も削られる時だってあります。

こんな、お客様のための仕事が毎日続き、1年また1年と続きます。

受注が多い年もあれば、少なかった年もありますね。

さてさて、このような繰り返しを続けているとどうなるでしょうか?

くどいようですが、心身はもとより、いろんなことが壊れてきます。

・肉体(病気やケガ)

・心(豊かさ)の成長

・楽しいはずの仕事の生きがい

・高齢化が進み「老人ホーム化」社員

・機械等の物理的劣化

など

 

まったくもって自然的なことです。

 

次にもう一つの「経営区分」はその手に職で築いた事業をどのように成長発展させるかという

会社を繁栄させていくための「戦略」つまり「頭脳」を使ったお仕事です。

 

これは、現状を把握して改良を繰り返しながら、本来の企業目的を果たすべき政策を講じていくものです。

 

私は、前者を

「労働者」経営

後者を

「企業家」経営

と呼ぶことにしました。

 

「労働」は価値を生み出しますが、その場その場の労働時間の完結を繰り返しても

会社の描く「未来」を創造することはできないでしょう。

 

つまり企業の本来の姿に到達することは、とてつもない時間がかかり、正直難しいといえます。

会社の目的を明確にしたゴールへの道のりという「シナリオ」をつくり

その通りに着実に進まない限り、目的地が入力されていないカーナビで旅行するのと同じです。

 

ほとんどの社長が先送りする

ここが重要です! 要は

せっかく身に着けたその手に職をもとに、それは、得意気にサクサク仕事をこなすことができるでしょう。

ただ、それだけでは、会社の存在価値つまり、本当に社会貢献できているかというと

そうではない!

表面上の社会貢献であって、自画自賛で終わっている状態です。

企業の本来の目的を見失っていると思うんです。

なぜか?

その素晴らしい手に職で、もってお仕事をしてお客様に提供しました。

ここまではいいでしょう。

では、そのお客様はその提供されたものでもって:

「お客様は」

 

・結果どうなったのか?

・どのように幸せになったのか?

・不満を解消できて本当に良かったのか?

・その後、問題を解決してどうなっていくのか?

 

多くの社長さんは、このもう先の所までを「言葉」にすることが中々できていません。

これがもし言葉化できれば

事業をもうちょっと、結果をだすために工夫してみたり、事業の方針の狙い所が見えてきて

もっともっと経営が面白くなっていくはずなんです。

ところが、残念なことに ・・そこまで考えることさえできない方も大勢います。

 

なぜか!私はこれこそ

その会社の体質が「下請け」でどっぷり浸かったたままから抜け出せないでいるから・・・・

と結論づけています。

 

本気で経営体質を変えたければ、会社が技術力で勝負できる製品を持ち

それを販売する戦略を練って、結果を出す営業の仕組みや社員がやりがいをもって

自立する組織を作ること

 

すなわち「経営戦略」という「頭脳」を使うお仕事も、「労働」というお仕事と

同時にやらないとバランスが悪い。

 

いいかえると、一つパンクしているタイヤで車を走らせるような経営をすることになるんです。

よく”PDCA”など口に出す人もいますが、それも実際問題、しっかりやっている中小建設業は多くありません。

 

まず、日々の業務の中で、「労働」主体とする時間と「戦略」を主体とする時間を調べてみてください。

そうです!「社長」も日報をつけてみて調べてください。

もし、ほとんどやっていない・・・・・・!

だとしたら、「会議」から始めてみてはいかがでしょうか!

 

~こんな、社長もいます~

「会議」とかかしこまったことが好きじゃないんでしょうか。

「うちはいつもラインで連絡をとってコミュニケーションをうまくやっているから必要ない!」

 

いやいや、そうではなく、日頃の手を休めてちゃんとペンを持ち、

事前に資料をこしらえて、決まった時間に集合して、挨拶号令からはじまる

ミーティング、すなわちもっとコミュニケーションの機会を先ずつくってやることです。

 

これにはとても重要な意味がありますので、それが何か?

心得るまでは、継続してやっていただきたいと思います。

 

まとめ

冷静に今の施工技術や付帯サービスなどじっくり考えてみると

「戦略」や「戦術」が必要不可欠であることに気づいていただくことを祈りながら

今回は【経営区分】を知れば経営戦略の重要性を知り、日々の行動が明確になり動きやすくなる!

動きやすくするためには「マーケティング」という戦略経営が必要なんです。

 

マーケティングは、仕組みづくりと営業手法をつくっていきます。

そして、全社員を巻き込んで会社を成長させていくための経営のツールなんです。

 

下請けは、業界的に通らなくてはならない時期かもしれません。

ただ、どうでしょうか?成功者と言われる、著名人などの昔の苦労話をきくと、だれもが

「下積み時代」を経験しています!

建設業も同じ、下積みならぬ「下請け」時代を早く終えて

真の企業家と言われる企業へと成長をしてほしいと祈っています。

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