受付時間 9:30~18:00 (月〜金)
直接受注をどんどん増やす「儲かる仕組みの作り方」無料小冊子をプレゼント!詳しくはこちら

建設業得意とする枠組み工法VS苦手とする経営の仕組み構築

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

粗利率を上げたい、社員の意識を向上させたい!など経営の悩みはつきません。

そのような内容の研修やセミナーに出かけても結局上手くいかないのはなんでだろう?

 

そんな建設業社長が、それらの問題を解決するためには、上手く回る、儲かる、経営の「仕組み」づくりについて

きちんと理解して、それを正しく構築するためのノウハウを習得するしかありません。

 

建設・専門工事・製造・ガテン系会社の経営サポートに特化した元請け体質®改革プロデューサーである

山口はるいちろうが、元会計事務所15年での経験や、今までのクライアントの事例から、そこを紐解いて解説したい思います。

 

セミナーで聴いてきた仕組みを真似て取り入れただけではダメ!

・「仕組み」とは何か?

・「仕組み」とはなぜ経営に不可欠なのか?

・「仕組み」とはどのようにして構築するのか?

 

を今回、とことん理解してほしいとおもいます。

「仕組み」とは:(国語辞典による)組み立て、構造、企て、とあります。

 

もちろんこれらの意味の通りですが、実は私は、経営で使う「仕組み」とはちょっとニュアンスが違うなあ~と思っています。

持論です。うんちくを言うつもりはありません。

 

例えば、家を建てるのに必要なのは、枠組み工法などの組み立て、構造のこと、辞書と同じ意味です。

建設業には釈迦に説法ですね。

 

経営で言うこの意味を当てはめると、「組織」のこと、辞書でいえば「企て」の意味に近いでしょうか。

そうではなく。

ズバリ、経営に必要な「仕組み」とは「システム」のことです。

 

全てこのシステム「仕組み」が存在するんだ!

ということをきちんと理解してないから、経営、後継問題が上手くいかなくて、悩むのです。

 

なぜ、経営に仕組みが必要なのか?

このように経営者の多くは恐らく、まずこの「仕組み」についての意味を軽く曖昧にしている気がします。

というのも、その経営の問題の解決が、上手くいかないのは、その問題の発生調査や分析が甘~い。

 

会計事務所での相続対策の例を挙げると、争う相続では、この問題起こす当人(たち)は、その問題周辺の断片的な知識こそは、よく知っていて

全体的、本質的な部分については、考えたこともない、知らない、つまり、自分に都合のいい所しか見えない、楽に安易に解消しようとするのです。

それでは、家族全員が円満に進むはずもありません。

 

会社経営も同じです。

経営者である自分自身の事業に対する想いや、未来のあるべき姿をもたず、儲からない!だの

社員が入ってもすぐやめる!だのと嘆き、いつも文句・愚痴ばっかり言って、朝から晩まで現場に駆り出される。

を繰り返すだけです。

 

つまり、いまの会社にあるその仕組み「システム」は:

 

儲からないシステム(仕組み)」

人材が育たない(人が入ってもすぐ辞めていく)システム(仕組み)」

社員に任せる事がでいなシステム(仕組み)」

が存在するのです。

たまたま、儲からない年があってもしかたがない

とか、たまたま、縁がなかったからすぐ辞めてしまった~

ではありません。(残念ですが)

 

どうですか? 段々とわかってきた感じでしょうか?・・・・

 

社長はこのことを理解すれば、「会社のシステムを早急に直さないと」「急がないとヤバイ!」ということです。

 

いままでの「仕組み」についての曖昧な解釈がここでやっと、会社の「仕組み」の存在の重要性に気づいたのではないでしょうか。

 

仕組みをどのように構築するかのポイントと活かし方

では、この仕組み、いや「システム」として考えていきましょう。

 

もはや、いまの時代「仕組み」より「システム」の方がマッチしたワードのような気がしますよね。

ここでは、具体的な構築手順ではなく(*詳しい手順を知りたい方はお問い合わせください)

 

イメージとして、解説していきますので、自社の環境に置き換えてみてください。

 

会社に存在するシステムは、当然人間が運営していきますので業務(作業などのジョブ項目:職務分掌)に対する行動パターン

その会社風土や情報に基づいた独自の思想、アイディアを組み入れること。

ここは、当然、社長の経営理念やビジョンがとても重要ポイントになります。

 

とってつけた「仕組み」をとりいれも上手くいかないのはここです。

 

建築業でいえば、土台なしでは、基礎工事がなければ家は建ちません。

と同じ。

つまり、土台がいい加減なところでもって、優れた仕組み(枠組み)をつけても

すぐ倒れる、砂上の楼閣です。

 

再現性(変化を受け入れながら、アップデートしながら)であること。

 

もう一つ重要ポイントは、オートマティック(自動的な機能をもっている)であることです。

例をあげると、すぐ納得できるはずです。

自動的なシステム、機能で、すぐわかりやすい例としては:

自動車教習所での、1~4段階まで実技と学科があって、途中の3段階が終わると「仮免」という試験がありますが

これに受からないと、路上で実施訓練ができないシステムになっているという、もう誰でもわかるありきたりな例ですが。

つまり

○○をやらないと、○○がもらえない、できないというシステム(仕組み)のこと

がすぐ理解できるのではないでしょうか。

 

このような例を置き換えるとすぐ思い浮かぶのが、人事評価、昇格システムなどの組織の各ポジションの役割です。

建設業、意外にも、ありそうで、ありません。

(実感)

 

もし、このようなシステムがあると

社長は、社員に仕事を全て任せて、経営に専念できて、もっと会社を改革できる

はずです。

 

また、いまの若手後継者の例でいうと、古参や経理のお局さんに支配され気味の弱い立場を抱えているのなら

すぐこの新しいこれからの次世代経営システムを構築して、彼らをギャフンと言わせ、立場を逆転させていきましょう!

なぜか、「古い人は新しいことが嫌いだからです」

 

いかがでしょうか。

「仕組み」についていい気づきがあったならば幸いです。ありがとうございました。

 

HPには、「仕組みづくりの小冊子」も無料でダウンロードできますのでぜひ読んでください。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。